2007年06月05日
梅雨時のカビ対策

雨ですね…
沖縄は5/16に梅雨入り宣言したものの、やっと今週から本格的な梅雨に入ったよう。
工事現場もちょっと一休みってとこです。
雨の多いこの季節、
くれぐれも安全にはお気を付けて、楽しい日々をお過ごし下さい。
☆Today’s+1☆
=梅雨時のカビ対策=
梅雨時は、気温・湿度が高くなって不快だけではなく、カビ繁殖しやすい時期でもあります。
ジメジメした梅雨を、快適で衛生的に過ごすために、カビ対策をしましょう。
カビは「温度(20~30度)」「湿度(75%以上)」、そして栄養分となる食品などの「有機物」が揃えば増殖します。
空気中には、カビの胞子が常に浮遊しているため、湿気がたまりやすく、カビが発生しやすいので、次のような場所は特に注意が必要です。
すぐに実行できるカビ対策方法とともに見ていきましょう。
■浴室
家の中で一番カビが発生しやすく、“カビの楽園”になっている場所が「浴室」。
栄養分となるのは、せっけんかす。これを残さないことが大切です。
カビは高温に弱いため、使用後は温水シャワーでタイルや壁、ステンレス部分などに付着した汚れを丹念に洗い流します。その後、冷水で流し浴室内の温度を下げます。
浴室内は短時間で大量の水蒸気が発生するため、タオルなどで水滴を拭き取った後、換気を。
浴室と隣接する部屋に湿気がいかないよう浴室の戸は閉めておきましょう。
■キッチン
調理や炊飯で火やお湯を使うと、大量の水蒸気が発生するので、換気扇を必ず回すこと。水蒸気が他の部屋に広がるのを防ぐ為にも、使った後はしばらく回しておくといいでしょう。シンクやその周辺は重曹や酢を使って清潔にし、洗物が終わった後には、飛び散った水滴は、しっかりふき取りましょう。
■リビング
リビングは窓に接していて換気しやすいものの、小さなゴミや食べカスがたまりやすい所。フローリングはもとより、敷物の上もゆっくりと掃除機を掛けてゴミを取り除きましょう。
靴箱は押入れ同様、開ける頻度が少ないため湿度が高く、靴などによって持ち込まれた水滴やゴミでカビが発生しやすい。除湿効果のある新聞紙を靴の中に入れたり、靴箱の床に敷くなどして湿気を抑える工夫を。
■押入
普段はほとんど締め切っている為、空気がよどみ、湿度が常に高い状態にある。両端の戸を少し開け、収納する布団類は、内部いっぱいに収めず、押入の壁と床に、すのこなどを使って空間を作るようにすると、風通しもよくなって湿気をとりカビ対策になります。晴れた日には、布団干しはもとより、ふすまを開けて換気するといいでしょう。
■エアコン
除湿対策としてエアコンを使用するのはOKですが、フィルターをきちんと掃除しておかないと、中で増殖したカビの胞子を部屋に撒き散らすことになってしまいます。
フィルターは月に1回以上掃除しましょう。
エアコンを運転する前には、必ず窓を開け、送風運転をして胞子を飛ばすようにしましょう。
スイッチを切る前も送風運転をして、エアコン内部をよく乾燥させる事が大切です。
■洗濯物干し
洗濯物を室内に干すと、湿度が10%以上上昇すると言われています。
冬場などは雨が降っていても空気中の水分量が少ないので、戸外に干した方が早く乾きます。
梅雨時には、換気扇を回しながら浴室に干すのが良いでしょう。
■カビ対策で一番大事なのは換気。
水周りの清潔を心がけ、家全体の風通しを良くすること。
梅雨の合間の晴れた日や朝の早い時間には窓を開けて空気の流れを良くする事です。
その際、空気の入口になる窓は全開にしないで少しだけ開ける方が、空気の流れが速くなって効率よく換気できます。
カビに負けないよう、ぜひ参考にしてみて下さい。
今日の一日に感謝です。
Posted by EVAH at 19:09│Comments(0)
│住まい