2006年09月12日
照明をコーディネートする
<新築:S邸>

普段、私たちが「光」だと思って見ているものは、実は明かりの灯った照明器具。
本当の「光」は、モノに当たったときに初めて感じることができる。
空間の光を活かし、それを使いこなすことでインテリアは初めて完成する。
では、どのような「光」と暮らせば自分の望むスタイルがつくれるのだろうか。
それには、間取りを考えたり、家具を選ぶときのように、照明についての明確なイメージをもつことが大切です。
☆火曜日は、理想的な“明かり”について考えてみたいと思います。

普段、私たちが「光」だと思って見ているものは、実は明かりの灯った照明器具。
本当の「光」は、モノに当たったときに初めて感じることができる。
空間の光を活かし、それを使いこなすことでインテリアは初めて完成する。
では、どのような「光」と暮らせば自分の望むスタイルがつくれるのだろうか。
それには、間取りを考えたり、家具を選ぶときのように、照明についての明確なイメージをもつことが大切です。
☆火曜日は、理想的な“明かり”について考えてみたいと思います。
☆Today’s+1☆
=光を楽しむ=
ホテルやレストランのような、ゆったりとくつろげる心地良さを、住まいの中に応用できないものだろうか?
空間において私たちが「光」だと思って見ているものは、実は明かりの灯った照明器具そのものであり、本当の「光」はモノに当たったときに初めて感じることが出来る。また、「光がつくる安心感」「光が持つ求心性」など感覚に訴える部分が大きいのも「光」の特徴です。明るさの基準は、「好き」「嫌い」といった個人の好みによることが多い。人が心地良いと感じる明るさは、必ずしも万人共通の心地良さではない。事実、高齢になるにつれ、瞳が感じる明るさは減退しているといわれているし、同じ人でも、折々の気持ちや体調によって明るさの感じ方は変わってくる。人が目で感じる明るさは、一概に「ワット」や「ルクス」という数字では表せない。そう言うと、部屋の照明を考えることは難しいように思われますが、これを“楽しんで試してみよう”と思えば、これほど自由なモノもまたないのでは。
省電力と高効率の元に住空間に侵入した蛍光灯の陰影のない白さは、ゆったりとした時間の流れを楽しむ叙情を失わせてきたが、心地良い風景を創るために、温かな光色を持つ明かりが今、求められている。
“闇があるからこそ光を感じる”というように、陰影のうちに明かりの美を発見し、叙情を感じてみてはいかがでしょうか。
もしも現状の住まいの明かりに満足していなければ、まずは部屋の明かりをすべて消して、真っ暗な闇の状態から一つずつ灯していくと、今までついていた明かりの中で、どれが雰囲気を壊していた光かが見えてくる。眩しすぎるほどの光に慣れてしまった私たちの生活。その見直しの第一歩は光の引き算からはじまる。
次回は、“空間において光のイメージをもつ”について考えてみたいと思います。
=光を楽しむ=
ホテルやレストランのような、ゆったりとくつろげる心地良さを、住まいの中に応用できないものだろうか?
空間において私たちが「光」だと思って見ているものは、実は明かりの灯った照明器具そのものであり、本当の「光」はモノに当たったときに初めて感じることが出来る。また、「光がつくる安心感」「光が持つ求心性」など感覚に訴える部分が大きいのも「光」の特徴です。明るさの基準は、「好き」「嫌い」といった個人の好みによることが多い。人が心地良いと感じる明るさは、必ずしも万人共通の心地良さではない。事実、高齢になるにつれ、瞳が感じる明るさは減退しているといわれているし、同じ人でも、折々の気持ちや体調によって明るさの感じ方は変わってくる。人が目で感じる明るさは、一概に「ワット」や「ルクス」という数字では表せない。そう言うと、部屋の照明を考えることは難しいように思われますが、これを“楽しんで試してみよう”と思えば、これほど自由なモノもまたないのでは。
省電力と高効率の元に住空間に侵入した蛍光灯の陰影のない白さは、ゆったりとした時間の流れを楽しむ叙情を失わせてきたが、心地良い風景を創るために、温かな光色を持つ明かりが今、求められている。
“闇があるからこそ光を感じる”というように、陰影のうちに明かりの美を発見し、叙情を感じてみてはいかがでしょうか。
もしも現状の住まいの明かりに満足していなければ、まずは部屋の明かりをすべて消して、真っ暗な闇の状態から一つずつ灯していくと、今までついていた明かりの中で、どれが雰囲気を壊していた光かが見えてくる。眩しすぎるほどの光に慣れてしまった私たちの生活。その見直しの第一歩は光の引き算からはじまる。
次回は、“空間において光のイメージをもつ”について考えてみたいと思います。
Posted by EVAH at 20:10│Comments(0)
│照明
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こんにちは。ファッションとおしゃれと服とコーディネート。ブーツや2006に2007。という事に触れています。
ファッション 服 コーディネート ブーツ 2006 2007 おしゃれ【ファッション ファッション】at 2006年12月25日 22:39